アマカノ 感想
評価:A−
≪いちゃラブ注意報発令≫
ざっくり解説
とある事情から雪国の祖父母の家に引っ越してきた主人公が、下宿している先輩、ひとなつっこい和菓子屋の後輩、神社のお姫様でもあるクラスメイトと出会い、関係を深めていちゃらぶしていくゲーム。
悪い点
激甘
「しょっぱいもの食べたい」ってなります
はちみつにガムシロとスティックシュガー、グラニュー糖にメープルシロップ、練乳を加えて黒糖と黒蜜、メープルシロップを炭酸の抜けたコーラに入れて飲んだ感じ。
良い点
主人公とヒロインの心理描写が丁寧
毎日が激アマ!いちゃラブのお手本のような作品
個別
聖(みずき)
主人公の祖母の家に下宿している先輩
CV.風音さま
軽いノリでお姉さんぶって主人公をからかってくるも、実は甘えたがりで臆病でさみしんぼな子供っぽい先輩。
卒業を控えているので、深い関係になってしまうと別れが辛くなるので関係を深めるのを初期は躊躇していたような節がありましたが、主人公を異性として認識してしまってからはどんどん依存していきました。
先輩後輩ではなく同じ立場でいるために敬語をやめさせる恋愛感が気に入りました。
先輩なのにひたすら甘えてくるギャップが素晴らしかった。
紗雪
町内、クラスメイトから「姫巫女さま」と呼ばれる神社の娘。ぼっち。
神社の大事な跡取りのため交際=結婚。
つまり結ばれるためには婿入りして主人公も神社を継がなければなりません。
神主である彼女の父親に認めてもらうために主人公ががんばるお話。
交際に反対な神主である父親からの理不尽でつまらない嫌がらせを受けたり、認めてもらってからも神社を継ぐために己を律しまじめに勉強したりしています。
否定的なことをいうと、神社の跡取りとかいう要素がなく、クラスで育ちが良いために少し浮いているヒロインを主人公が周囲との架け橋になるだけでよかったんじゃないですかね?
将来のことで縛ったせいで、いちゃラブだけしていいような環境ではなくなってしまいました。
一ユーザーとしてはいちゃラブだけしてくれればよかったんですよ。
神社のために遊んでばかりいるわけにはいかない!みたいな堅苦しさ邪魔なだけだよ!もう少し軽く神社の跡取りになるために結婚したいといけないくらいでいいよ…
エロゲの中でくらい息苦しさ感じずにイチャイチャしていたい人生だった
こはる
困っているところは助けてから主人公に懐いている駄菓子屋の後輩。
ろり巨乳なため男子のよこしまな視線を感じますが、本人はそれを大変いやがっています。
シナリオ中も彼女のことを好きだ(体目的かというほど露骨な下心持ちのストーカー)とのたまうしつこいクラスメイトを主人公が鎧袖一触蹴散らして交際がスタートします。
シリアスはちょちょっと終わり、これぞアマカノというような、ひたすら甘いイチャイチャが始まります。
これだよ、これなんだよぼくが求めていたものは!
小難しい話なんか置いておいて、かわいい彼女との初々しい関係から徐々に遠慮がなくなっていく感じ
結ばれるまでを丁寧に描写してくれていた点もグッド。
子犬系後輩ヒロインにひたすら甘えられる胸焼け必須ないちゃラブシナリオでした。
まとめ
ぼくは一生あざらしソフトについていきます。
ピロ水先生のベタッとした(これほめ言葉です)塗り個人的には大好きですし、キャラデザももろ好みです。貧乳の子が一人入ればもっとよかったですね。
いちゃらぶをココまで理想の形で表現してもらえて、いちゃらぶ大好きなユーザーとしては正直感無量です。
SMEEと並んでお気に入りのいちゃらぶメーカーになりました。
2014年は「LOVE SWEETS」と「アマカノ」で2大いちゃラブゲーが生まれた素晴らしい年でしたね。