レーシャル・マージ 感想
・ざっくりいうとこんな世界
孤児の主人公は辺境にある老人しかいない村に拾われ、人並み以上の教育を受け、人並み以上の努力をし、人並み以上の純朴で優しい少しずれた青年に成長しました。
そんな田舎に恩返しするため、主人公は平民からすると難関と謳われる王立選抜学院に見事入学します。
そこでは貴族と平民が同数でお互いを切磋琢磨していた。
なんてことがあるはずがなく・・・
貴族と平民が同室となり、平民が貴族の世話をするなど暗黙の差別意識がありました。
今まで知らなかった、触れてこなかった国民の根底にある差別意識に触れて主人公は何を考え、何を学び、どう行動していくのでしょうか。
それでは物語のはじまり、はじまり。
・悪い点
・良い点
ヒロインの成長がしっかり描写されている
『差別』というテーマをいい意味合いで軽く描いている。
よく言えば純朴で素直、悪く言えばものを知らない主人公と成長していくヒロインの間で差別撤回をポップに暗く、重い印象を与えずにシナリオに絡めている点が特筆すべき点だったと思います。
あとね
OPがKOTOKO
もう本当これに尽きる
・個別ルート
エルル
平民からも忌み嫌われる「滅びの民」の少女。
サーカス団に身売りされているが、笑顔で誰よりもよく働く苦労人。
さて、人々の根底に根付いた差別意識を差別撤回までもっていくのは容易ではありませんね。
これはまた重い題材を引いちまったぜ・・・
ライターの手腕に期待だ(ゴクリ)
・・・
・・
・
こ、これは~!
いとも簡単にエルルは滅びの民だけど、とてもいい子だ!つって、みんなに認められたああああああああああああああああ!!!!!
んんwww差別なんていいやつならよゆうよゆうでござるよwwwwwwwwwwwwww
お前には本当に失望した
フィリス
不良ぶっている王女。
平民(実は主人公は滅びの民)との禁じられた恋とはこれまた難しい問題をもってこられたもんだぜ・・・(ゴクリ)
・・・
・・
・
こ、これは~!
いとも簡単に主人公は滅びの民だけど、とてもいい子だ!つって、みんなに認められたああああああああああああああああ!!!!!
んんwww差別なんていいやつならよゆうよゆうでござるよwwwwwwwwwwwwww
あれ・・・?なんか似たようなストーリーさっきみたぞ?
モリー
街で人気の占い師であり、世界に10体しかいない魔法生物のメンテナンスができる上に魔法にやたら詳しい人。
まあ魔法関連のシナリオ以外ありえないでしょうね。
わりと作品の中ではまともなルート
だったはずなんですが、
他のヒロインの倍近くSEXばっかりしてたので、それ以外印象ないです。
SEXしてえなーって思ったら攻略すればいいんじゃないでしょうか(適当)
首席でまじめな王女のお付き
両親が平民である主人公との結婚に反対している・・・だと?
これはまたとんでもねえ嵐の匂いがぷんぷんするぜい(ゴクリ)
・・・
・・
・
自分の娘は貴族の嫁もしくは妾になること以外許さない!とのたまう
↓
試験で一位を取ったら交際を許可する
↓
一位になったけどやっぱなし
↓
ブチギレて駆け落ち
↓
両親大慌てになるが、娘がそこまで考えていたのかと思い直したり、主人公や周囲の人物めっちょいい奴じゃんってなって手のひらクルー
↓
アリシア妊娠で退学の危機
↓
クラスメイトが反対
↓
結婚すれば退学しなくてOK
ん?
え?
エンディング迎えたんだけど?
えー、はい
現場からは以上です。
メリル
盲目の小間使いの少女。
共通ルートで目が見えるようになったことで、血統的には貴族だからクラスメイトになる。
この時点でほぼ興味なかったわけですが、
メインルートなはずだったんですがものすごくフツーなため割愛してもいいかな
・まとめ
差別とはどう向き合っていくのか、というような深いお話が展開されることは一切ありません。
個別はなかなかご都合主義な展開でおいおいって感じですが、共通はさすがAXLと思うだけのシナリオでした。
とても優しい世界で、優しい人物たちの交流が好きな、ぼくのようなタイプは楽しめると思います。