あおぞらストライプ 感想
Astronauts Official Web site アストロノーツ スピカ あおぞらストライプ
評価:B−
≪ヌキゲなのか普通のエロゲなのか中途半端≫
・悪い点
抜きゲ区分?なのに共通にシーン一切なしで個別入ってようやく・・・って感じなので抜きゲじゃなくて普通のエロゲじゃんっていう肩透かし感。
だからといって普通のエロゲのレベルでシナリオを求めると『ヒロインが主人公みんな好き系』のありきたりなエロゲだなーと感じましたね。
抜きゲーブランドが作った萌えゲという感じで、シーン数が多いだけの消化不良な萌えよりエロゲといった出来だった。
まあ僕は店頭で見かけてなにげなく買って積んでたので、当初抜きゲだと知らなかったんですが…。
シナリオ成分の薄い萌えファミレスゲーだなとしか思わなかったし(やだ、なにそれどこのPiaキャロットへようこそ!だよ)
あとね、これだけはいっておきたいんだけど
成人済みで結構年上の主人公なんだけど童貞丸出しだからなんですかね・・・年上特有の余裕というか、内面からにじみ出るカッコよさが出てないんだよね。
イケメン設定なんだから非童貞でもよかったし、せめてどこの中学生だよ…みたいな鈍くさい主人公はくそダサいし、見ててイライラするんでやめてほしかった。
主人公は店長代理ポジションなんだから設定生かしたかっこいいエピソードの1つもほしかった。
基本的に受け身で流されるだけのコイツに5人も好意を寄せているのは違和感あるし、ここまでいいとこないとイケメン設定も顔だけ()という冷笑ものになってくる。
別にホモとかではなく、エロゲの主人公は内面がイケメンじゃないとストレスすごいんですよね。あ、でもどうしようもないゲス野郎みたいな主人公も好きです。
年齢的にいるわけないんですが…老成し達観してるような主人公ください。
一番イカンのはウジウジしてたり、自分語り大好きな「お前ヒロイン通した自分が好きなだけだろ」みたいなタイプです。
・良い点
好みの絵柄な上に塗りがすごく肉感的というかにじみ出るエロスがあってグラフィック的にもよかった。
CGは予算の都合なのか枚数は少ないし差分もないんだけど、さすが抜きゲメーカーというような構図がすごく良かったし、上述した塗りの良さも際立っていた。
キャラに限っては抜きゲだとどうしても合わないキャラ出てくることが多いんだけど今作に至っては捨てキャラ一切なしでマーベラス。さすが抜きゲメーカーだけあってエロシーンが普通の内容なのに濃いなぁって思いました(小学生並みの感想)
全員年下(サブヒロインの杏子さん除く)のヒロインなのにキャラの立たせ方がうまく感嘆もの。
サブヒロインの2名もルート救済ありで、かゆいところに手が届くし実にありがたい「メーカーお前まじわかってんな」
・個別ルート
以下、足フェチのキモチワルイ日記
①琴音
とても純粋ないい子なんですがちょっと池沼に片足つっこんでるような子。
シナリオによっては池沼入すぎたり、自分の√では暴走してたりするんだけど足においては丁度いい肉感がありマーベラスエンターテインメント。
②皐月
主人公が修行していたレストランのオーナーの娘で舞台となる海の家についてきた子。
一番優遇されてたような気がする。
クールビューティでツンデレっぽい雰囲気だったんだけど、ただのヤキモチ焼きな肉食女子でしたね…
結構めんどくさい子なんだけど面倒くさくて重い子が好きな僕にはドストライクでしたね(え?
シーンの中で唯一だいしゅきホールドがあるんですが足業界に浸っている僕ですらうなるほどのいい足さばきでしたね。特に筋肉にみとれました。
③美里
大和撫子。
めずらしく主人公が肉食的になってたルート。
実は一番どうでもいい子だったので最後に攻略したけど、ムッツリ大和撫子っていいなあって思いました。
彼女の足はちょっと太すぎるんだけど、太いのは太いのでわびさびや趣があり新しい扉の可能性に気付かせてもらえました。
④さくら
双子(姉)。服飾デザイナーが夢。制服のデザインをさせろとアルバイト応募してくる。
非情にやかましい子で実にウザったく女性的魅力に欠けているのでは?とすら思っていたのだが慣れた。慣れって怖い。
なんだろ挟める大きさじゃないのにがんばってくれる姿勢が(自主規制)するよね
彼女の足が一番きれいで美しいと個人的に思いました。
⑤すみれ
双子(妹)。才能のある姉にコンプレックスを抱きつつ腎臓病を患う幸薄キャラ。
ストーリー自体も他とは違い地味で普通の幸せってところが逆にアクセントになってて、幸薄い子を幸せにしてあげる感じにときめきメモリアル。
クリア後は一番好きなキャラになったんだけど、この子のボイス最後まで合わなかった。
病弱であるため隠しがちな足を海の家では見れるというプレミア感。そしてさくら(姉)とは似ているようで違う彼女だけの細い中でも細すぎずとても良いものをお持ちだと思いました。
⑥杏子
サブヒロイン。琴音攻略後エクストラシナリオ出現。
メインヒロイン琴音のお母さん(未亡人)
細かいことはいいんだよ的なヌキゲ的な感じの唯一のシナリオ。
ただほとんどシてたのでスキップしてたら終わってたのも事実。
メインを凌ぐシーン数9は伊達じゃなかった。
出産を経験したからこそ出るというのかな?だらしなさと若作りした彼女の足は誰よりもエロさが出ていて素晴らしいと思いました。
⑦真尋
サブヒロイン。メイン1人攻略後エクストラシナリオ出現。
本編ではかませだったので本当にありがたい。
映画の主演を務めるために街にやってきている女優志望の現役グラビアアイドル。
いや、さ?あのね?グラビアアイドルってこう手の届かない光を僕だけのものにしてしまったような優越感みたいなものが真骨頂だと思うんだよね。
その辺が薄いといか皆無。
今回みたいなシナリオにするならそこらの女優志望の映研大学生とかフリーターみたいなポジションの人間でもできたわけでグラビアアイドルを(閲覧削除)ちゃう優越感やドキワク感ほしかった。女優を目指す中で普通の女の子としての顔もある彼女のシナリオとしては一番気合入ってた気もするからグラドルとしての彼女の良さもシチュとして出せてたら良かったなあと思った。
グラドルや女優として活躍しているという設定なのである種つくりものめいた芸術のような足が素晴らしかったです。
・総括
基本的にヌキゲなのでシナリオは薄い。が、・・・それを補って余りあるほどのパッション。
おしりから太ももにかけての肉ののり方(ココで太すぎると豚になり、細すぎるとえろくない)
太ももから膝にかけての引き締まり方(ただ引き締まっているわけではなく少しのだらしなさと絶妙なふとましさ。そして内モモの筋肉のミゾ)
膝からふくらはぎ(女性的なラインからくる柔らかさに加え立ち仕事特有の筋肉)
とにかく女性の足ってものをエロゲンガーがわかっているなぁって作品。足だけじゃなく肉付きをきちんと研究してきてる。凡百のエロゲにはない筋肉と骨が絵の上からでもわかる芸術的なラインは筆舌に尽くしがたいものがあった。
こんな足に対する情熱を捧げられているエロゲなかなかないし足に関しては素晴らしいエロゲでした。正直足の、特に内ももの筋肉の描き方みたときは感動すら覚えた。
足の筋肉の描き方が絶妙で最高だった(足フェチ並みの感想)